体臭の原因と対策

自分の体臭は気づき辛いです。人の体臭を感じることはあっても本人に指摘することはなかなか難しい非常にデリケートな問題です。

気温が上がるにつれ、〝自分の体は匂っていないだろうか?〟という心配を抱くことはありませんか?

アンケートで自分の体臭が気になったことがあると答えた人は64%以上です。その数字を考えると、夏になると制汗剤などのCMが多く流れることも頷けますね。

今回は、大勢の人が密かに気になっている体臭の原因と対策について纏めてみました。

匂いの原因は汗

体臭の主な原因は汗になります。

入浴後やシャワーを浴びた後は体臭が気になることはありませんよね。汗をかかずにいれば体臭も発生しないようになります。

ただし気をつけないといけないことは、汗が皮脂や皮膚にいる雑菌と反応することであの独特な臭いは発生するようになります。

汗には2種類ある

体臭の原因は汗ですが、実は汗には2種類あります。

2種類というのは〝エクリン線〟から出る汗と〝アポクリン線〟から出る汗の2つです。

エクリン線から出る汗

エクリン線から出る汗そのものはあまり匂いません。ただし汗を放置しておくと雑菌と反応して嫌な臭いは発生します。

特徴としては、運動した時や体温が上がった時に出る汗でサラッとしています。

エクリン線は全身にあるのですが、特に手足の多いのが特徴です。

足にはエクリン線が多く存在し、蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい為、納豆のような独特な臭いを発生させます。

アポクリン線から出る汗

アポクリン線から出る汗はたんぱく質、脂質を含みドロッとしていて匂う汗です。

脇の下や陰部に多いのが特徴です。わきがの原因になる汗です。

対策

体臭を抑える対策は主に3通りあります。

①汗そのものを抑える方法

②匂いの原因となる汗と雑菌の反応を抑えること

③汗や皮脂の変化を防ぎ、匂いの原因を防ぐ

汗を抑える

冷房の効いた家に閉じこもってあまり動かないようにしていれば汗をかかないようにするのは可能ですが、社会人や学生が現実問題、汗をかかないようにするのは非常に困難です。

汗には体温を調整する役割があり、体の機能として自然に出るものなので自分の意志で汗を止めることは出来ません。

制汗剤

汗を抑える方法としては市販の制汗剤があります。

冬は見ることはないですが、夏になると一気に制汗剤のテレビコマーシャルが多く流れます。

制汗剤の使用率は男性45%、女性61%と非常に高いです。

外出前に制汗剤を使用し、その後しっかり乾燥させると効果が上がります。

体温を下げる

汗には上がった体温を下げて調整する役割があります。その為、別の方法で上がった体温を下げれば汗の発生を早く抑えることが可能です。

方法としては冷えた缶などで手のひらや首を冷やす方法があります。

電車やバスに乗る為に走って体温が上がった場合などに効果的です。

汗と雑菌の反応を抑える

汗そのもの、特にエクリン線から出る汗はかいた直後には匂いません。時間が経って雑菌と反応することによって匂いが発生するメガニズムになっています。

清潔にする

入浴時に身体を良く洗い清潔を保ちましょう。

現在では体臭予防のボディーソープも多く発売されているので、それらを使うのも効果的です。

耳の後ろ、わき、足の裏などを良く洗いましょう。足に関しては指の間にも雑菌が繁殖しやすいので忘れずに洗うようにしましょう。

ふき取る

汗が雑菌と反応してしまう前にふき取ってしまうのも効果的です。

ハンドタオルを持ち歩きこまめに汗を拭くように心がけます。

衣服に汗を染み込ませない

身体の汗は拭きとることは可能ですが、衣服にしみ込んだ汗は拭きとることは不可能です。

汗が衣類につくと匂いが取れなくなります。汗が衣服につかないようにわき汗パッドなどを使用するのが効果的です。

また今では汗の匂いを抑える柔軟剤なども売っています。それらを活用するのも良いでしょう。

生活習慣を改め体臭の原因を防ぐ

ストレスや、喫煙、暴飲暴食、睡眠不足、日ごろの運動不足などは汗や皮脂の成分を変化させて体臭の原因になることがあります。

規則正しい生活をすることで体臭予防の効果があります。

ストレスを溜めない

日ごろのストレスは汗をかきやすくなり、乳酸も多くなり匂いの元になります。

そうは分かっていても現在の日本はストレス社会を言われています。日々の生活でどうしてもストレスが溜まりがちになってしまいます。

趣味や運動で、ストレス発散を心掛けましょう。

運動する

運動すると汗をかくので匂いの原因になるのでは?と思う人もいると思いますが、日ごろ、汗をかかずにいると汗腺の機能低下を起こし匂いの強い汗になってしまいます。

その予防として、日ごろから運動をして汗をかくことが効果的です。

運動でかく汗は粘り気が少なく匂いも強くありません。日ごろから適度の運動をこころがけることで汗をかくトレーニングとなり、匂いの少ない汗をかけるようになります。

また運動自体がストレス発散となり、体臭予防としては二重の効果があります。

食生活を意識する

暴飲暴食は内臓の老廃物を貯め、腸の中の悪玉菌を増やし、消化・吸収の働きを弱める為体臭の原因になります。

特に脂質、タンパク質の多い食事は皮膚から分布される皮脂を増やし体臭を強くします。

逆に腸内の働きを助ける食事は体臭の予防を期待できます。腸内環境を良好にする食材は海藻類、きのこ類、納豆などの大豆製品があります。

睡眠不足にならないようにする

睡眠不足は基礎代謝を下げ、自律神経の働きも低下させるので体臭の原因になります。

基礎代謝が下がると匂いの元を防ぐ、肝臓の働きを弱めます。自律神経が乱れると皮脂を多く排出するようになります。

また睡眠不足はストレスの要因にもなりますので余計に体臭が強めることがあります。